5月3日、そして4日。いわゆるゴールデン・ウィークの真っ只中開催となり、もしかするとクラブのご家族はみな旅行や帰省で誰も来ないのでは、と危ぶまれた5月プログラム。
ありがたいことに、両日ともに20名前後の参加者があり、さらに嬉しいことに天候も良く(2日は大雨でしたが)、そして日差しの強い5月の晴れた日に、今回のコースは新緑の木陰がふんだんで、うってつけでした。
まだ体が暑さに慣れていないので(暑熱順化)、気温の高さに少し疲れ気味でもありましたが、そんな日にこその「滝」。
この山の金剛の滝は、表から見える普通の滝と、(すごい短いながらも)洞窟を抜けなければ見えない裏の滝(かなりの落差)の、2段構えなのです。
予定通り、光の差し込む午前中からお昼までにつき、そして連休前に降っていた雨の影響で思っていた以上に多い滝の水量に(ガイドも含めて)驚き、ゆったりお昼ご飯を食べてからは、まだ登山に慣れないご家族用のショートコースと、疲れきるまで歩かないと物足りないベテランご家族用のロングコースの、選択式。
両日とも、幸いなことに?どちらのコースも希望者がいて、準備した甲斐がありました。
プログラムを実施していていつも感じるのは、下見と計画が当日の安全の8割以上を担っているということ。クラブのガイドはみな分かっているので、行ったことのない山は基本的に必ず下見して本番の日に臨みます。
雨だったり、子どもたちが疲れてしまったり、急にお腹が痛くなったりしても、安全のマージンをしっかり取っていれば、その範囲の中で余裕を持って動けることがほとんどです。
これはガイドのない自分たちだけのファミリー登山にも通じることのはず。ぜひ大人は子どもたちのため余裕を持った計画と、しっかりした下調べ(理想的には下見)をして登山にかかれるといいですね。
- 参加者へお送りしている参加後のお便り抜粋 -